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2014年1月16日 (木)

VMWare Fusion上でWindows XP仮想マシンをバックアップしWindows 7仮想マシンに引っ越し・その4

前の記事でメールデータとお気に入りはなんとか移行でき、ウイルス対策ソフトのNorton Internet Securityも使わないライセンスを削除しまくり、Microsoft Officeは2007のアカデミックパックをあきらめて1年前に買ってあった2010のアカデミックパックを入れ、ライセンス認証を通すところまで何とかこぎつけたあとになって問題が発生しました。

引っ越し先としてVMWare Fusion上に新規に作った仮想マシン上に新規インストールしたWindows 7の32 bit版が突如ライセンス認証を要求し、プロダクトキーを入れたら「このキーはアップグレード用のものでクリーンインストールには使えない」といって受け付けてくれないのです。だからといってVMWare Fusion上でWindows XPをWindows 7にアップグレードしようとしても、方法(VMWareの英文Knowledge Base)はなんとか見つかったものの、いざ実行して見ると指示に従ってハードウェアドライバーを入れていざこれからインストールという段になって
「このハードディスク領域にWindowsをインストールすることはできません。NTFSでフォーマットしたパーティションにWindowsをインストールする必要があります」
というエラーメッッセージが出てきて「次へ」ボタンを押せません。

八方ふさがりになって困り果てたところで、「Mac miniにVMWare FusionでWindows 7をインストール」というブログ記事を見かけました。このブログ主さんは私と同じように新規作成した仮想マシン上にWindows 7のアップグレード版をクリーンインストールしてライセンス認証が通らず、最終的に改めて作り直した仮想マシン上にWindows 7のアップグレード版を最初はライセンス認証なしでクリーンインストールし、その後すぐに同じOSをアップグレードでインストールしてからライセンス認証して受け付けられたという話。
ブログ記事の画面のスクリーンショットを便りにおっかなびっくりやってみたら、なんとほんとにできました!仮想マシンを外付けハードディスクで使い続けたい場合は、クリーンインストールが終わって自動的に再起動がかかったあと、インストールディスクを抜いたところでできたての仮想マシンを一旦終了してから、ユーザー名のついたフォルダの中の「書類」フォルダの中にある「仮想マシン」フォルダから仮想マシンファイルを外付けハードディスクにコピーし(コピー終了後「この仮想マシンは移動したかコピーしたか?」と聞かれるので「コピーした」と答える)、これをダブルクリックで再起動して以後のアップグレードを続ければOK。念のためアップグレードが完了するまではネット接続を切っておき、プロダクトキーの入力が終わり完了を確認してからネットにつないでライセンス認証を完了しました。

今回は最初のクリーンインストールの際に画面表示上で「簡易インストール」のチェックを外して実行しているので、Windowsのライセンス認証の確認がとれたところでVMWare Fusionのメインメニューで「仮想マシン」→「VMWare Toolsのインストール」と操作し、手動でVMWare Toolsを追加インストールするのをお忘れなく。これをやってはじめてデスクトップにVMWare 共有フォルダができ、MacのファイルをWindowsのデスクトップにコピーできるようになります。

教訓:データの引っ越しは引っ越し先のOSのライセンス認証が通るのを確認してから実行しましょう。

あとは「その2」に書いた手順でWindows XP仮想マシンのバックアップデータ(VHD形式)をもう一度読み込み、データの引っ越しを再実行。ファイナルパソコン引っ越し11plusダウンロード版のライセンス認証には前回使ったライセンスキーは2度目に使うことができず、こちらからクレジットカードで追加ライセンスキーを2980円で購入して使いました。
結局OSのライセンス認証が通った後も引っ越し後のOffice 2007のアカデミック版は(予想通り)オンラインでも電話でも認証できるようにはならなかったので、Office 2010のアカデミック版をインストールしライセンス認証を通しました。

もう1つ忘れてはいけないのは、Norton Internet Securityを引っ越し先のWindows 7仮想マシンにインストールする前に、もとのWindows XP仮想マシンからC:\Documents and Settings\All Users\Documents\Norton\{NIS211018-SHPD-FSD40014} というフォルダをUSBメモリーにバックアップしてWindows 7仮想マシンにコピーし、この中のNIS-UpgradeESDND-21.1.0-JP.exeというファイルをダブルクリックしてインストールをはじめることです。

それにしてもここまで何と長かったことか。

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VMWare Fusion上でWindows XP仮想マシンをバックアップしWindows 7仮想マシンに引っ越し・その3

ファイナルパソコン引っ越し11plusダウンロード版を使ったWindows XP仮想マシンからWindows 7仮想マシンへのデータの引っ越しは、VHD形式のバックアップイメージファイルをNTFS形式でフォーマットした外部媒体(容量さえ十分ならハードディスクでもUSBメモリーでもいい)上にきちんと作っておけば思ったより楽に進めることができましたが、引っ越し後の動作確認が結構大変でした。
パソコン引越しが移行するアプリケーションについてというページがありますが、2011年11月現在ですのでそろそろ改訂が必要でしょう)

1)Windows XP仮想マシン上ではMicrosoft Office Professional 2007のアカデミック版を使っていたのですが、これのライセンス認証が引っ越し先のWindows 7仮想マシン上でまだできません。ライセンス認証ウィザードでインターネット経由で認証させようとすると通信エラーのメッセージが出るし(WWWブラウザーは使えるし、メール送受信は問題なくできる)、電話認証を選んで「次へ」ボタンを押してもライセンス認証センターの電話番号の表示画面が出るかわりに画面が消えてしまうのです。ひょっとしてOffice 2007のメインストリームのサポートがすでに2012 年 10 月 9 日に打ち切られ、2017 年 10 月 10 日までの延長サポートフェーズにはいっている(詳しくはこちら)からか、それともOfficeのアカデミック版は1コピーを1台のパソコンにしかインストールできないことになっているからか、どっちなのかは確認中です。

2013年1月7日追記:結局あきらめて別に買ってあったOffice 2010のアカデミック版をインストールし、オンラインでライセンス認証を通しました。ADSLモデムの電源を一度切って入れ直したら、たったこれだけのことで嘘のように接続が安定。

2)ウィルス対策ソフトのNorton Internet Securityが移行されないのはあらかじめわかっていましたが、プロダクトキーを1個しか購入していないので、新しいWindows 7仮想マシン上にインストールした分をアクティブ化するためには、古いWindows XP仮想マシン上のコピーをアンインストール後「ノートンマネージメント」サイトに接続してここに記録されている使わなくなったハードウェア用のライセンスを削除するか、プロダクトキーをもう1個追加購入するかどちらかしかなさそうです。たぶん一通り動作確認が取れたら、Windows XP仮想マシンが入っていたポータブルハードディスクからWindows XP仮想マシンファイルをゴミ箱に捨てたあとここにWindows 7仮想マシンのファイルをコピーし、今後はこちらをバックアップとして使って行くことになるでしょう(仮想マシンは一度作ってしまえばファイル感覚でハードディスクにコピーしてトータルバックアップが気楽に取れます)。

3)移行しているはずだったOutlook 2007のメールデータが移行していませんでした。こちらはパソコン引っ越しのFAQにメールデータファイルを探し出して手動で移行する方法が書いてあります。「スタート」→「ファイル名を指定して実行」と操作後、FAQに書いてあるデータファイルのパスをコピーして画面上にペーストしてから、ユーザー名のところだけを書き換えるのが確実。ただしアクティブ化が終わっていないとOutlookのメインメニューで「インポートとエクスポート」がグレー表示になっていて選択できません。

4)Internet Explorerのお気に入りも移行していませんでした。WIndows XP上のInternet Explorer 8のお気に入りデータをエクスポートする手順はこちら、Window 7上のInternet Explorer 10にお気に入りデータをインポートする手順はこちら

ところが話はこれでは終わらなかったのです。くわしくは「その4」で。

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VMWare Fusion上でWindows XP仮想マシンをバックアップしWindows 7仮想マシンに引っ越し・その2

前の記事でWindows XP仮想マシンを500 GB ポータブル外付けハードディスク(WIndows上でNTFS形式でフォーマットしたもの)にバックアップし、Windows 7仮想マシンが読み込める仮想ハードディスク(VHD)形式に変換するところまでやりました。
ここまで来たらWindows XP仮想マシンが入っているハードディスク上にWindows 7をクリーンインストールしてから、仮想ハードディスク(VHD)形式のバックアップファイルを戻すこともできたのですが、Windows 7仮想マシンの安定動作を確認するまでは古いWindows XP仮想マシンを温存しておきたかったので、バックアップイメージファイルとVHDファイルを一旦64 GB USBメモリー(これもWIndows上でNTFS形式でフォーマットしたもの)にコピーした後、空になった500 GBハードディスクをMac上でMacOS拡張形式(ジャーナリング)でフォーマットし直し、ここにVMWare Fusion上5.0.4上でWindows 7仮想マシンを作ることにしました。

[Windows 7仮想マシンの作成]
ほとんどこのブログ記事の通りにやったら30分程度でできました。
違っていたのは次の3点です。
1)Windows 7 Home Premiumの64 bit版でなく32 bit版をインストールした
2)32 bit版に対応する仮想マシンのハードディスク容量とメモリーサイズのデフォルトの組み合わせは60 GBと1 GBだったが、メモリーサイズを2 GBに増やした
3)MacBookの内蔵ハードディスク上にできた仮想マシンのファイルを作成完了後に外付けハードディスクにコピーし、オリジナルは削除した
なぜ32 bit版を選んだかというと、VMWare FusionではMac側の実装メモリーの1/4をデフォルトで仮想マシンに割当ててきて、これを越えてあまり割当を増やすと動作が不安定になると聞いていたので、メモリー割当てに限りがあるハードウェア上では大容量のメモリーに対応している64 bit版は避けた方が賢明だろうと思ったからです。

注意:Windows 7仮想マシンの作成にアップグレード版のインストールディスクを使用した場合、上の方法ではインストール後のライセンス認証が通らないことがあとでわかりました。アップグレード版のインストールディスクを使ってライセンス認証が通るWindows 7仮想マシンを作成する方法は後の記事「その4」をご覧下さい。

[Windows 7仮想マシンへのバックアップデータの引っ越し]
Windows 7仮想マシンの準備:
パソコン引っ越しのマニュアルに従って
1)スキャンディスクを実行
2)Windows付属のファイアウォールの停止
3)スクリーンセーバー、省電力設定の停止
4)タスクスケジューラーをチェックしスケジュール、タスクを停止(といっても実際にはインストール直後なので何もなし)
5)すべてのアプリケーションの終了

バックアップイメージの読み込みによる引っ越しの実行:
パソコン引っ越しのマニュアルに従って
1)ファイナルパソコン引っ越し11plusダウンロード版をWindows 7仮想マシンにインストール
ここからはマニュアルp.59以降に従って
2)64 GB USBメモリーに保存したVHD形式のバックアップデータを読み込む
USBメモリーをMacのUSBポートにさしてWindowsに接続したあと
「スタート」ボタン→「ファイル名を指定して実行」と操作し、テキストボックスに「discmgmt.msc」と打ち込み「OK」
(実はデフォルトのままのWindows 7のスタートメニューにはWindows XPと違って「ファイル名を指定して実行」が表示されません。フリーウェアのClassic Shell(日本語版はこちらで配布)を入れるとWindows XPと同じように「ファイル名を指定して実行」が画面表示されるようになります。このソフトはもともとスタートボタンが画面表示されないWindows 8にスタートボタンを表示させるためのものです)
切り替わった画面で「操作」→「VHDの接続」を選び、ファイル名が「.vhd」で終わるVHD形式のバックアップデータファイルを選んで「OK」
これでバックアップイメージファイルは仮想ハードディスクとしてマウントされるので、画面上のドライブ名をメモして次に進みます。
(引っ越し元がVMWare Fusion上でおまかせで作成した仮想マシンの場合、OSもデータも全部Cドライブ一つに入るので、バックアップデータファイルも1つだけ作成され、読み込むファイルも1つだけ)

3)パソコン引っ越しを起動し、「動かなくなったパソコンのHDDやバックアップイメージを読み込む」をクリック
4)切り替わった画面の重要事項を読みながらチェックリストに従って準備、確認を行い、最後に「同意します」をチェックして「次へ」
5)インターネットに接続した状態で購入者名、メールアドレス、ライセンスキー(手入力するとエラーになるので注文確認メールからコピーする)を画面に入力しライセンス認証
以後はインターネット接続を切って画面の指示に従ってバックアップデータを読み込むドライブ名を指定し、操作を続けると、バックアップイメージファイルからデータ転送が始まります。画面で指示されたらインターネットに再接続します。
6)データ転送終了後「完了」をクリックしてソフトを終了し、Windows 7仮想マシンを再起動
(引っ越し中に追加でインストールが必要なファイルが見つかった場合、ソフト終了と同時にダウンロードとインストールが自動的に始まり、終わってから再起動されます)

30 GBのデータの引っ越しに30分ほどかかりました。引っ越し後の動作確認の顛末は「その3」に続きます。

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VMWare Fusion上でWindows XP仮想マシンをバックアップしWindows 7仮想マシンに引っ越し

SnowLeopard入りのMacBook(2009 early、Intel Core2Duo入り、120 GB HDD+8 GB RAM)にインストールしたVMWare Fusion 5.0.4上で外付けハードディスク(500 GB、ポータブル型)に作成したWindows XP仮想マシン(RAM割当ては2 GB)を動かして来ましたが、Windows XPのサポート終了が今年4月に迫って来たので、Windows 7仮想マシンに引っ越しできるか試してみました。

Windows XP仮想マシンをもうしばらく使い続けたい事情があるので、ふだんWindows XP仮想マシンのバックアップに使っている500 GBポータブルハードディスクにWindows 7仮想マシンを作成し、ここにWindows XP仮想マシンのバックアップファイルを移行することにしました。この方法なら2つの仮想マシンを同時にVMWare Fusionに接続する必要がないので、VMWare Fusionのネットワーク設定を変更せずに実行できると思ったからです。ところが、ハードディスクを2つ温存しようとして(FAT32形式でフォーマットされて売られている)64 GBのUSBメモリー上にバックアップイメージファイルを作成しようとしてもどうしてもうまく行かないので、結局一方のハードディスクをデータバックアップに回し、残る一つは現在Windows XP仮想マシンで続行中の仕事が片付いた段階で初期化してVMWare Fusion上でWindows 7をインストールし、あとからバックアップしたデータを戻すはめになりました。

用意したWindowsソフト
1)ファイナル丸ごとバックアップ体験版(Windows 7以降と違って、Windows XPにはバックアップイメージファイルを作成し、これをWindows 7以降で仮想ドライブとして読み込み可能なVHD形式に変換する機能がないため、バックアップソフトを追加インストールする必要があります。インストールから30日間全機能を無料で使用できますが、1台の仮想マシンから一回バックアップイメージファイルの作成に使うだけならライセンスを買う必要はないと判断しました)
2)ファイナルパソコン引っ越し11plusダウンロード版(2台のパソコンを接続するにはLAN接続用のクロスケーブルを自分で用意するか、専用のUSBケーブルをファイナルデータの直販サイトで購入する必要があります。バックアップイメージファイルの作成による移行をテストしたのは、2つのポータブル外付けハードディスクに入った新旧の仮想マシンを直結する方法を思いつかなかったからでもあります) 

用意したバックアップ用ハードウェア
500 GB ポータブル外付けハードディスク(USB2.0/3.0兼用、必ずWindows上でNTFS形式にフォーマットし直してから使用すること。「クイックフォーマット」をチェックしてから開始ボタンを押すと短時間でフォーマットできます。USBメモリーであれハードディスクであれ、FAT32形式のまま使用するとバックアップイメージファイルが複数に分割されてしまい、仮想ハードディスクへの変換に失敗しました)

[バックアップまで]
Windows XP仮想マシンの準備:
パソコン引っ越しのマニュアルに従って
1)スキャンディスクを実行
2)ウイルス対策ソフトで内蔵ディスクをトータルスキャン(Norton Internet Securityを使用)
念のため実行したこと
3)ディスクデフラグによる断片化解消
4)ディスククリーンアップによる不要ファイル削除

丸ごとバックアップによるバックアップイメージファイル作成と仮想ハードディスクへの変換:
1)ファイナル丸ごとバックアップのマニュアルに従ってWindows XP仮想マシンにファイナル丸ごとバックアップ体験版の32 bit版をインストール
(完了後は再起動が必要)
2)500 GB 外付けハードディスクをMacのUSBポートに接続し、WIndows XP仮想マシンに接続
(VMWare FusionがMacかWindowsかと接続先を聞いてくるのでWindowsを指定)
3)ファイナル丸ごとバックアップを起動し、マニュアル通りに「おまかせバックアップ」を選ぶと画面上には「対象先」、すなわちバックアップ先として外付けハードディスクが自動的に設定されます
4)「開始」をクリックしバックアップを開始
(30 GBのバックアップ完了までにかかった時間は40分強、ファイル名が「バックアップ」ではじまる約16 GBのバックアップイメージファイルが1個できる)
5)ファイナル丸ごとバックアップのオンラインヘルプの「仮想ハードディスク(VHD)への変換」の項に従ってバックアップイメージファイルを仮想ハードディスク(VHD形式)に変換
(3時間弱でVHDファイルが1個できる)

注意:インストール先のハードディスクにすでに他のバックアップソフトが入っている場合は必ずあらかじめアンインストールしておくこと。今回はマニュアルのこの注意書きに気づかないままインストールしてしまい、しかもバックアップイメージファイルの作成と仮想ハードディスクへの変換が終わったあとでうっかり前から入っていた別のバックアップソフトを起動してしまったため、ファイナル丸ごとバックアップを削除しようとするとエラーメッセージが出て削除できなくなった上に起動もできなくなりました。

以下データ引っ越しの実行編は「その2」に続きます。

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