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2011年2月28日 (月)

Macでradikoを予約録音・radikoroのアップデート編

AM/FMラジオをインターネットで同時放送するIPサイマルラジオ
radico.jp
の受信と(予約)録音ができるフリーウェア
radikoro
の新規導入法を
前の記事
でご紹介しましたが、その直後アップデートが2回行われ新版2.1.1が公開されました。そこで今回は導入済のradikoroを新版にアップデートする方法をまとめてみます。

radikoroの本体はradikoの仕様変更やradikoroそのもののバグフィックス、安定性向上のために時々アップデートされます。これを逃さずキャッチするには、「環境設定」ウィンドウの「起動時にアップデートを確認する」をチェックしておくと、アップデートが公開されていればユーザー専用のダウンロードページに自動的にジャンプしてくれます。あとはダウンロードリンクをクリックすると.dmgファイルがダウンロードと同時に自動解凍されて開きますので、「radikoro」と書かれた本体ファイルを「アプリケーション」フォルダにコピーすればインストール完了です。インストール後は本体ファイル名の後に「radikoro211」というようにバージョン番号を追加しておくと、何か問題があったときにすぐ旧版にもどせるので安心です。もちろん何も問題がなければ、旧版の本体ファイルはゴミ箱に捨ててしまってかまいません。

前の記事でご紹介したバージョン2.0.9にはLeopard上での非常用として「10.5専用rtmpdump」フォルダが同梱されていましたが、これはバージョン2.1.0から削除され、かわりにソフト本体から録音後の音声データファイルをMP3形式に変換する機能が分離されてConverterファイルとして同梱されるようになりました。同じ機能をもつ他のソフトをすでにお持ちの場合は、このファイルを「アプリケーション」フォルダにコピーする必要はありません。バージョン2.1.1付属のConverterファイルでは、MP3に加えてAAC形式への変換もできるようになっています。
(2011.3.3追記)
バージョン2.1.1付属のConverterファイルに追加されたAAC形式への変換機能は、Leopard(10.5.8)上だとうまく働かないという報告が上がっているそうです。OS付属のafconvertの機能的制約によるもので、改善の見込みはないとのこと。
詳しくはこちら
LeopardユーザーでどうしてもAAC形式のファイルがご入用の方は、一旦MP3形式に変換した後、iTunesに読み込ませてさらにAAC形式に変換されるのが安上がりでしょう。操作自体は
こちら
に書いたものと同じです。
(2011.3.6再追記)
ConverterファイルをLeopard(10.5.8)上でもAAC形式への変換ができるよう修正したバージョン2.1.2が公開されました。radikoro本体はバージョン2.1.0から変更されていません。

radikoroを使い続けて行くためには、本体ファイル以外にもまめにアップデートする必要があるものが最低2つあります。
ひとつは
MacPorts
もうひとつはUNIXベースの補助ソフトrtmpdumpです。
(Snow Leopardユーザーの場合は、「ソフトウエアアップデート」でXcodeのアップデートもチェックする必要があります)
MacPortsの方は上のホームページから最新版の.dmgファイルをダウンロードして来さえすれば、あとはインストーラーの指示に従うだけで簡単にアップデートできますが、rtmpdumpのほうはそういうわけにはいかず、アップデートチェックもターミナルからUNIXコマンドを打ち込まないとできません。しかもこちらのほうが録音の成否に直接影響する上に、MacPortsよりも頻繁に変更されているので、rtmpdumpのアップデート手順はradikoroを使い続けるための必修科目ということになります。

もっとも、実際に使うUNIXコマンドはたったの3つだけで、しかも全部radikoroのオンラインヘルプに出ていますのでradikoroの導入ができた方には心配ご無用です。ヘルプファイルをスクロールして「rtmpdumpのアップグレード」の項を表示し、説明の「」の中に太字で書いてあるUNIXコマンドを一度にひとつづつコピーしてはターミナルの画面上にペーストし、リターンキーを押して行けば大丈夫です。
まず
sudo port -d sync
を打ち込んでリターンキーを押し、管理者パスワードを聞かれたら入力します。画面の変化が完全に止まったら、アップデートチェックを命じるUNIXコマンド
port outdated rtmpdump
を打ち込んでリターンキーを押します。
No installed ports are outdated.
とだけ表示された場合は新バージョンはまだ出ていません。
新バージョンがすでに出ていた場合には
The following installed ports are outdated:
で始まる表示が出てきますので、アップデート開始を命じるUNIXコマンド
sudo port upgrade rtmpdump
を打ち込んでリターンキーを押し、管理者パスワードを聞かれたら入力します。画面の変化が完全に止まるのを待って
exit
と入力してリターンキーを押し、ターミナルを終了します。お疲れさまでした。

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2011年2月24日 (木)

MacJournal for iPhone/iPod touch 1.2.1

2011.2.22付けで公開されました。
前バージョン(2011.2.9付け)
にはiOS 4.0, 4.1上にインストールするとクラッシュするというバグが報告されていましたが、これが修正され、晴れてiOS 4.0以降対応となりました。もっとも、性能をフルに発揮させるにはiOSを最新版4.2.1にアップデートしてからインストールしてほしいとのことです。

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2011年2月17日 (木)

医療費控除と確定申告(その2)

医療費控除のある確定申告書を書くとき、控除を認めてもらうために医療費の領収書以外にも証明のための書類を申告書につけなければならない場合がいくつかありますが、こういう書類は確定申告の時期に間に合うよう、早めに用意しておきましょう。

特に、寝たきりの人が使う紙おむつの代金を医療費控除の対象にする場合、主治医が発行した「おむつ使用証明書」が必要で、
(税務署員向けの「質疑応答事例」にある「寝たきりの者のおむつ代」の説明)
これを入院先の病院に作ってもらう場合、前もって窓口に相談して発行に申し出期限があるかどうか確認しておく必要があります。去年はじめて医療費控除のある確定申告書を書いたとき、これを忘れて申告期限までに「おむつ使用証明書」を用意できず、念のために税務署で聞いてみたら「証明書を添付できないなら紙おむつ代は医療費明細書からはずしてくれ」と言われたので申告書を書き直して郵送提出したものです。こんなときでも
国税庁の確定申告書作成コーナー
なら、前の申告書のデータを読み込ませて医療費明細書の金額部分だけ書き直し、印刷用のPDFファイルをローカル保存して印刷し直すだけですから圧倒的に楽です。

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医療費控除と確定申告

事業所得がない場合に積極的に確定申告をしようと考える最大の理由のひとつが医療費控除でしょう。
はじめて医療費控除のある確定申告書を書く前には、一度国税庁ホームページの
確定申告に関する手引き等
という税務署でもらえる手引書、説明書をPDFファイルで集めてあるコーナーへ行って、
給与所得者の医療費控除用の記載例(医療費控除を受けられる方へ)
というパンフレットを見ておかれることをおすすめします。

もう少し厳密な解説は、国税庁ホームページのタックスアンサーコーナーにあります。
医療費を支払ったとき
医療費控除の対象となるのは、本人又は生計を一にする親族のためにその年の1月1日から12月31日までの間に支払った医療費です。
控除対象金額の計算式もここに書いてあります。上限は200万円ですので、計算式で出した控除対象金額がこれを超えていても、200万円までしか認められません。
医療費控除の対象となる医療費
税務署のパンフレット「医療費控除を受けられる方へ」の最初に載っている「医療費控除の対象となる医療費」という表の内容はこのページの説明をまとめたものです。
注意しないといけないのは、医療費控除の対象となる医療費として「医師又は歯科医師による診療又は治療の対価」があげられているのに「予防にかかわる医療行為」とは書かれていないことです。
もう1つ、原則として含まれないものの例として「健康診断の費用」は明記されているのに、「予防接種の費用」は書かれていないことです。

この結果、インターネットの質問サイトには「予防接種の費用は医療費控除の対象になるのか?」という質問があふれかえることになりますが、その答えは税務署員向けの
「質疑応答事例」の所得控除関連の項目
(タックスアンサーコーナーの説明に出ていないことでも、ここならたいてい書いてあります。一見の価値あり)
にある
B型肝炎ワクチンの接種費用
によればNOです。
「海外旅行を行う際に予防接種を受ける場合の費用のように疾病の予防のための費用は、医療費控除の対象とはなりません。」

予防にかかる費用と労力は、発病後の治療にかかるものよりずっと小さく、だからこそ予防に力を注ぐべきだという時代に何たること!
たとえば子宮頸がんのワクチンのように、たとえ費用が高額でも実際に病気になってしまってからの治療にかかる費用とは比べ物にならず、しかも予防効果が高くきちんと普及すれば病気の根絶も望めるものについては、自己負担分(幸いうちの市では最も大きな効果が望めるとされる中学1〜3年生と高校1年生は全額助成)をゼロにできない場合せめて医療費控除の対象にして積極的に普及につとめるのが筋でしょうが!
(現状では任意接種だから医療費控除などもってのほかというのが言い分なのでしょうけれど)

余談ながら、B型肝炎患者の同居親族に感染予防のためB型肝炎ワクチンを接種することは、医師によるB型肝炎の患者の治療の一環として不可欠であるとされているという理由で、例外的に医療費控除の対象として認められています(B型肝炎にかかっており医師による継続的治療を要する旨の記載のある医師の診断書と接種費用の領収書を申告書に添付する必要あり)。
また現実には、呼吸器疾患のある高齢の入院患者が医師に勧められて受けた肺炎球菌ワクチンの接種費用を他の入院費用と一緒に医療費明細書に含めて確定申告をしたところ、申告書の修正を求められることもなく還付金が出たという去年の報告もあります。
(くわしくはこちら)


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2011年2月16日 (水)

MacJournal 5.2.7b2

前のβ版5.2.7b1
の有効期限延長と、iOS入り端末(iPhone/iPod touch, iPad)との同期関連のバグフィックスが目的の新β版です(2011.2.12付け公開)。
作者ブログの公開お知らせ

旧バージョンをお持ちの方は「アップデートを確認」でダウンロード可能です。このバージョン以降、同期時にMac上で削除された記事は、いきなり削除されるかわりに一旦ゴミ箱に移されるようになりました。同期トラブルの影響の及ぶ範囲を最小限にとどめる改良です。また、将来のIPv6アドレスへの移行を見据えて、隠し機能ウィンドウの上に5個並んだうちの右から2つめにある"Juxtaposition"というタブをクリックすると開くウィンドウには、"Touch syncing"メニューのすぐ右側に"Allow sync over IPv6"というチェックボックスが追加されました。(デフォルトでチェックが入っていて、IPv6アドレスを使って同期ができる状態になっています)
iPhone, iPadと同期使用中の皆様には、アップデートを強くおすすめします。

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Macでradikoを予約録音・ラジ録の完全自動操作編

前の記事
でご紹介した
radikoro
と違い、
ラジ録Mac版
はバソコンの電源が入った状態でないと予約録音ができません。また、予約録音終了後の操作のコントロールについても、指定した時刻にソフトそのものを自動的に修了したり、Macの電源を自動的にOFFにしたいりする機能はありません。
(メインウィンドウの右下隅にある「自動停止」というプルダウンメニューはあくまで録音操作を自動的に停止して、録音データのファイル形式をメインウィンドウ左下隅の「出力形式」のプルダウンメニューで指定した形式への自動変換をスタートするタイミングを指定するためのもので、ラジ録自体の自動終了のためのものではないのです)

そこで、システム環境設定の「省エネルギー」を開き、「スケジュール」ボタンを押して「起動またはスリープ解除」をチェックしてから録音開始時刻の数分前の時刻を指定しておくと、録音開始前にあらかじめMacので電源をONに切り替えて待機させておくことができます。さらにラジ録側でも「ファイル」→「各種設定」と操作して「ログイン時にラジ録をバックグラウンドで起動し番組予約を実行する」をチェックしておくと、わざわざiCalにイベントを登録してアラームを設定しなくてもMacの電源が入ると同時にラジ録を自動起動することができます。ただし、待機中に勝手にスリープに切り替わらることがないように
このFAQ
に従って「システム環境設定」の「省エネルギー」で「コンピューターがスリープするまでの待機時間」を「しない」に切り替えるか、電源ONから録音開始までの時間間隔より延長しておくのをお忘れなく。

録音終了後に電源を自動的にOFFにしたいときは、システム環境設定の「省エネルギー」を開き、「スケジュール」ボタンを押して「起動またはスリープ解除」の下にあるもう1つのチェックボックスをチェックしてから「システム終了」を選び、録音を自動停止し(ファイル形式の自動変換が終わっ)た少しあとの適当な時間を指定しておきます。
ラジ録の特徴の一つは、録音後のファイル形式の自動変換まで面倒をみてくれることです。ファイル形式の変換にはある程度時間がかかりますので、比較的短時間の番組について目の前で一度実行して時間の目安をつかんでから電源を操作する時刻を設定するのが賢明でしょう。

録音終了後Macの電源を切る前にあらかじめラジ録を終了させておきたいときは、
教えて!gooのこの記事
に従ってラジ録を終了するAppleScriptかAutomatorアプリケーションを作成して適当な場所に保存しておき(「アプリケーション」フォルダの中がいいでしょう)、iCalにイベント開始時刻として録音終了時刻を登録してから、録音(とファイル形式変換)終了数分後にラジ録終了用のAppleScriptかAutomatorアプリケーションを起動して実行するようアラームを設定します。


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2011年2月15日 (火)

Macでradikoを予約録音・radikoro編

AM/FMラジオをインターネットで同時放送するIPサイマルラジオ
radico.jp
Macで予約録音する方法をいくつか
前の記事
でご紹介させていただいたとき、

> 余談ながら、Macでradiko.jpの受信と(予約)録音ができるフリーの専用ソフトとしては
> radikoro
> というのが有名ですが、このソフトで録音をするための設定は技術的ハードルがかなり高いとの報告があり
> (くわしくはこちら)
> ターミナルにUNIXコマンドを打ち込んで操作することに慣れていない(あるいは嫌いな)方にはおすすめできません。

と書いてしまいましたが、その直後、恐れ多くもradikoroの作者cottonさんから

> MacPortsをインストールして、あとはヘルプに書いてある通りに作業をすれば特に難しくはないのですが...

とコメントをいただき、自分で検証もせずに勝手なことを書いてしまった不明に恥じ入った次第です。

実際に上に引用したradikoroのページから現行最新版2.0.9をダウンロードしてみたところ、UNIXベースのソフトではこれまで見たことがなかったほど丁寧なスクリーンショット付きの導入ガイド(Snow Leopard用)がオンラインヘルプでついていて(ちょっと残念なことに、この導入ガイドはradikoroの現物をダウンロードしない限り見ることができません)、基本的にこれに従って操作するだけでサポート外のLeopard(MacOS 10.5.8)上でも無事導入することができました。そこでこのようなすばらしいソフトへのお礼と私の失礼のお詫びをかねて、Mac上でUNIXベースのソフトをまだ使ったことがなくてもradikoroを確実に導入できる手順を以下にまとめてお目にかけます。

1)radikoroの新規ダウンロード
上で引用したradikoroのページからダウンロードします。この際mixi, Yahoo! JAPANのID、パスワードか、Twitterのユーザーアカウント用のスクリーンネームとパスワードのいずれかを入力するよう求められます(一度インストールしてしまえば、以後は「環境設定」で「起動時にアップデートを確認」をチェックしておいてアップデート版が公開されていればダウンロードすることになります)。ダウンロードとインストールが完了したら、radikoro本体をダブルクリックして起動し、「ヘルプ」→「radikoroヘルプ」と操作してオンラインヘルプファイルを表示させ、これに従って導入操作を進めます。

2)Unix環境の導入
Macを買ったときについてくるインストールディスクからXcode Toolsをインストールし、その後現行最新版にアップデートします。Snow Leopardの場合ソフトウエア・アップデート経由でできます。Leopardの場合、ソフトウェア・アップデートは使えませんので、かわりにオンラインヘルプファイル上のリンク経由でconnect.apple.com(英語のページ)に接続してApple Developer Connectionのメンバー登録(無料)をしたあと、最新版のXcode=Xcode 3.1.4 Developer Toolsをダウンロードしてインストールします。

3)MacPortsのダウンロードとインストール
オンラインヘルプファイル上のリンク経由でMacPorts(現行最新版は1.9.2)をダウンロードしインストールします。このソフトは、radikoroを動かすために必要なUnixベースの2つのソフト、rtmpdumpとffmpegをローカルダウンロード後、コンパイルしてインストールするために使います。ここまでの操作はUNIXコマンドを全く使わずにできます。

4)MacPortsの設定
ここではじめてターミナル(「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダの中にあります)を起動し、以下しばらくの間オンラインヘルプファイルに従ってキーボードからUNIXコマンドを打ち込んで行くことになります。キーボード入力が苦手な方も、オンラインヘルプファイルの「」の中に太字で書いてあるUNIXコマンドを一度にひとつづつコピーしては(このとき普通と逆に文字列の右端にカーソルを合わせてから左向きにドラッグするとコマンド部分をうまく選択できます。逆向きだとなぜかどうしても選択できません)ターミナルの画面上にペーストし、リターンキーを押していけば大丈夫です。管理者パスワードを求められたら入力してリターンキーを押します(Leopard上で実際にやって見ると、パスワードを聞かれるタイミングがオンラインヘルプファイルと少し違っていましたが、聞かれたときに入力して行きさえすれば問題なく最後まで進むことができました)。
カーソルは原則として文字列の右端=行末に出るので、その場合はそのまま文字を入力して行けばいいのですが、Leopard上で実行して見ると1箇所だけカーソルが文字列の左端=行頭に出てきたところがありました(具体的にははじめてpicoエディタの画面に切り替えた直後、オンラインヘルプファイルのスクリーンショットの下に「上記の例では何も書かれていませんが、すでに何か書かれている場合は、最後に追加してください。」と説明があるところです)。このときは、キーボード上の右向き矢印キーを押してカーソルを文字列の最後=行末に移動させてからリターンキーを押し、次の行からコマンドの入力を続けていけばOKでした。
この段階の最後の2つのUNIXコマンド
sudo port -d selfupdate

sudo port -d sync
を打ち込んでリターンキーを押すと、ターミナルの画面が変化し、文字列が次々と表示されます。必ず画面の変化が完全に止まるまで待ってから、次のUNIXコマンドまたは管理者パスワードを入力してください。

5)rtmpdumpのインストール
MacPorts 1.9.2がインストールできていれば、以後はSnow LeopardでもLeopardでも同じ操作でOKです(従ってradikoroに同梱されている「10.5専用rtmpdump」フォルダを使用する必要はもうありません)。
UNIXコマンド
sudo port install rtmpdump
を入力してリターンキーを押し、管理者パスワードを聞かれたら入力してリターンキーを押します。あとはインストールが完了し、
---> Cleaning rtmpdump
という行が出てきて画面の変化が完全に止まるまで待ちます。

6)ffmpegのインストール
UNIXコマンド
sudo port install ffmpeg +lame +xvid +x264 +faac
を入力してリターンキーを押し、管理者パスワードを聞かれたら入力してリターンキーを押します。あとはインストールが完了し、
---> Cleaning ffmpeg
という行が出てきて画面の変化が完全に止まるまで待ちます(この待ち時間は非常に長くて、お茶を入れておやつを食べても大丈夫です)。画面の変化が止まったのを確認して
exit
と入力してリターンキーを押し、ターミナルを終了します。お疲れさまでした。

7)radikoroの設定
以後はもう(トラブルシューティング以外)ターミナルは必要ありません。
まずはオンラインヘルプファイルを見ながら「環境設定」で起動時に聞くラジオ局、ユーザーエージェント(要は使用するSafariが4か5かをボタンを押して選ぶ)を指定します。あとの設定はオンラインヘルプファイルを見ながら必要に応じて変更してください。設定完了後は「閉じる」ボタンで環境設定ウィンドウを閉じます。

「設定」メニューの下には「音声停止」「録音設定」「予約設定」「番組表を開く」の4つのサブメニューがあります。
「録音設定」では録音したファイルの保存場所を指定します(「設定」ボタンを押して画面上の一覧から保存先のフォルダをひとつ選ぶ。新規作成も可)。あとの設定はオンラインヘルプファイルを見ながら必要に応じて変更してください。設定完了後は「閉じる」ボタンで録音設定ウィンドウを閉じます。
ラジオを受信し、受信局がメインウィンドウ上のプルダウンメニューに表示されている状態でメインウィンドウの右下の録音ボタン(メタリックの地に赤丸がついているので日の丸のように見える)を押すと即時録音が始まり、Total TImeウィンドウ上で録音時間の計測もスタート、日の丸は黒い四角に切り替わります。この黒四角をクリックすると録音は停止し、「録音設定」で指定したフォルダに録音ファイルが保存されます。

「予約設定」では予約録音の条件(放送局、開始・終了時刻、繰り返しの有無その他)を指定します。くわしくはオンラインヘルプファイルを見てください。
「起動またはスリープからの復帰」をチェックしておくと、予約録音開始時間の5分前にMacを起動、またはスリープを解除します。
「録音終了後にスリープする」をチェックしておくと、予約録音終了後にMacをスリープさせることができます。
「録音終了後にシステム終了」をチェックしておくと、予約録音終了後にMacの電源を切ることができます。
ただし、radikoroではひとつの番組について録音開始時の制御と録音終了後の制御のどちらか一方だけしか実行できませんので、録音の開始と終了を完全に自動化するには、録音開始前のMacの電源ONとradikoroの起動にシステム環境設定の「省エネルギー設定」とMacOS付属のカレンダーソフトiCalのアラーム機能(登録したイベントの開始時刻の何分前か何分後かにアラームを鳴らす、特定のファイルを開く、メールを送信するなど指定の動作を実行させることができる)の助けを借りる必要があります。
具体例はこちら
この例では「省エネルギー設定」で録音開始時刻の10分前に起動またはスリープを解除するよう指定し、iCalで録音開始時刻をイベントの開始時刻として登録してその10分前にradikoroを起動させています。


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2011年2月11日 (金)

Macでradikoを予約録音

AM/FMラジオをインターネットで同時放送するIPサイマルラジオ
radico.jp
の対象地域が去年12月1日から拡大されるとともに、パソコンやスマートフォンで放送を聞くことができる専用アプリもいろいろ公開されて、音質のよさもさることながらパソコンで仕事をしながら同時に聞ける、パソコンで録音した番組をiPodで再生できるのが便利だと話題にのぼることも増えてきました。ところが録音に使うソフトとなると、私の周辺で話題にのぼるのはなぜかWinodws用のソフトばかり。
(実例はこちら)

いつもながらくやしくて、Macでできる方法はないものかと探したら、やはりいろいろ見つかりました。
1)専用ソフトを使う
ラジ録Mac版
は登録料1980円のシェアウエアですが(登録前は録音時間が5分間に限定されます)、これひとつで番組の受信、即時録音に加えて電子番組表を使った予約録音(2日前から)が簡単にできるのがみそです。毎日放送される番組だけでなく、決まった曜日に放送される番組も1回の予約で録音設定できます。この方式のデメリットは、radico.jp以外のインターネットラジオには使えないことです。

2)フリーソフトを使う
お金をかけたくない場合には、フリーソフトの出番です。この方式なら
Yahoo!知恵袋で紹介されていたこの方法
をおすすめします。
Soundflower (音声データを出力装置や録音ソフトに転送してくれる。現行最新版は1.5.2)

Audacity (録音ソフト。MacOS 10.4以降用なら1.3.12が最新版)
の2種類のフリーソフトを使います。どちらのソフトも英語版ですが、設定法は知恵袋の回答者さんが非常にわかりやすく日本語で説明してくださっていますので、その通りにすれば大丈夫です。なおこの設定をした後はSoundflowerが起動していないと音声が全く鳴らなくなりますので、システム環境設定の「アカウント」を開いてログインと同時に起動する「ログイン項目」に"Soundflowerbed"として追加登録しておくのが賢明です(ログイン項目の一覧の左下の「+」ボタンをクリックし、「アプリケーション」フォルダの内容一覧から選んで「追加」ボタンを押すだけ)。
この方式のデメリットは、電子番組表を使ったワンタッチ予約録音が使えず、録音開始・終了時刻をいちいち手入力で指定しなければならないことですが、逆にWWWブラウザーで受信できるインターネットラジオならどれにでも使えるメリットがあります。

余談ながら、Macでradico.jpの受信と(予約)録音ができるフリーの専用ソフトとしては
radikoro
というのが有名ですが、このソフトで録音をするための設定は技術的ハードルがかなり高いとの報告があり
(くわしくはこちら)
ターミナルにUNIXコマンドを打ち込んで操作することに慣れていない(あるいは嫌いな)方にはおすすめできません。

3)フリーソフトとシェアウエアを組み合わせる
フリーウェアの専用受信ソフトradico.app

米国製シェアウエア(登録料$32)の定番録音ソフトAudio Hijack Pro
を組み合わせます。
radico.appは、かつては関東専用のradico.appとあとから追加された関西専用のRadicoWest.appに分かれていましたが、現在ではBRadicoとして一本化され、局別に用意された選局用AppleScriptが同梱されています。選局にAppleScriptを使う方式は、今後参加局が増えても対応できるグッドアイデアですね。
詳しい設定法は
このブログ記事
でどうぞ。お気づきの方もおられるかと思いますが、上のYahoo!知恵袋の方法は、この方法の録音ソフトをフリーウェアで置き換えようとしたものです。この方法も録音開始・終了時刻の設定は基本的に手入力です。記事の終わりには、ラジオ番組の録音と録音後のデータの活用のコツがのっており、この意味でも一読の価値あり。


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MacJournal for iPhone 1.2, Macjournal for iPad 1.1

どちらも去年秋以来の待望のバージョンアップ版です。

iPhone版は2011.2.9付け公開でiOS 4.0以降対応となっていますが、インストールは必ずiOS 4.2にアップデートしてからにしてください。現在AppStoreに公開中のものは、iOS 4.0, 4.1上にインストールするとクラッシュするというバグ報告が上がっており、これからバグフィックス版を用意するとのことですが、Appleの審査待ちの時間を考えればまずiOSをアップデートするのが賢明だと思います。
(余談ながら、このバージョンからiOS 4.0が必須になった結果、第1世代のiPhone, iPod touch上では動かすことができなくなりました。手持ちの中古第1世代iPod touchで一度もテストできないうちに、手の届かないところに逃げられてしまったという感じです)

iPad版は2011.2.2付けで公開され、iOS 4.2以降対応となっています。

両方に共通の主な新機能は、
1)保存されているエントリーの数が多いときに、文字入力中にキーがロックアップして入力が受け付けられなくなる問題を修正
2)WordPressの自動接続設定が、WordPress.com(無料ホスティングサービス版)でもWordPress.org(自前でサーバーをたてて管理する方)でもできるようになった
3)iOS 4.2のAirPrint機能によるワイヤレス印刷に対応

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Macの音が突然鳴らなくなった!

2日ほどMacBook Core 2 Duo(Early 2009)の電源を切らず、スリープと復帰を繰り返しながら使って一旦電源を切ったあとで、なぜか再起動しても起動音が鳴らないことに気づきました。起動音ばかりか、ビデオファイルの再生も、メールソフトの着信音も一切鳴らないのです。WWWブラウザーでネットラジオを聞くこともできません。漢字Talk 7.5.3入りの一号機PowerMac 7200以来、Macとの付き合いもずいぶんになりますが、こんなことは始めてで、何がなんだか分かりません。
MacOS X用のメンテナンスソフトTechTool Pro 5
でハードウェアとボリューム構造をチェックして断片化を修復し、さらに本体内蔵のディスクユーティリティ(MacOS 10.5.8用)でアクセス権の修復までしてやったのに全く変化なしです。

ふと思いついてシステム環境設定の「サウンド」をクリックして開き、「出力」の設定がどうなっているか見てみると、なんと内蔵スピーカーの主音量のスライドスケールの右端にある「消音」にチェックがついているではありませんか。この環境設定を開いたのは今回が始めてで、こんなところにわざわざチェックをつけた覚えなど全然ないのに、いったいいつの間に切り替わったのか、気味の悪い話です。

とはいえここのチェックをはずすだけで、あっけなく起動音が復活しました。ひょっとして心斎橋のアップルストアに走らなければならないかもまで考えただけに、全くお金をかけずに解決できたのは嬉しい限りです。めでたしめでたし。

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2011年2月 1日 (火)

Snow Leopardでe-Tax完了の記を見つけました

なんと手回しのいい方がおられるものだと感心しました。
Mac OS X 10.6.6でe-Tax提出完了!
Macユーザーにはこれまで悪評さくさくだったe-Taxですが、ようやく実用に堪えるものになってきたようです。
上の記事の終わりにある「このブログで関連すると思われる他の投稿」一覧には、Macでe-Taxをするためのお役立ち情報が満載ですので、Leoparedユーザーでこれからe-Taxを始めようかという方もぜひご一読をお勧めします。

たとえば、
今年はMac OS X 10.6.5でe-Taxできそう!
によりますと、e-Taxに必要な電子証明書(有効期限3年間)を確定申告期間中(2月終わりから3月初旬)にとっておくと、有効期限が切れるまでの間にとった直後の1回も含めて4回の確定申告に使うことができるとのことです。税務署のお知らせでも自治体の広報でも、11月には「これからe-Taxを始めるなら、住基ネットカードと電子証明書は年が変わる前に早めに準備するように」とやかましく言ってくるのが常ですが、これは目からうろこでした。

また
確定申告は紙提出でも電子納税できます
によれば、e-Taxの開始届出書を提出済なら、申告書を印刷して郵送提出した場合でも、インターネットバンキング、モバイルバンキング、ATM(Pay-Easy対応のもの)を使えば電子納税ができるのだそうです(電子納税だけなら電子証明書はいりません)。ただしe-Taxを利用せずに電子納税だけを利用しようとする場合は、あらかじめ税務署に
「特定納税専用手続」の開始届出書
(書面でしか提出できません。要は「開始」の欄に書いてある2通りの利用区分のうちe-Tax用の「申告納税等手続き」ではなく「特定納税専用手続」をチェックするだけ)を出し、折り返し利用者識別番号、納税用確認番号及び納税用カナ氏名の通知を受ける必要があります(e-Taxの利用開始届出書はオンラインで作成提出でき、利用者識別番号その他も即時交付される)。
もっとも私は
国税庁の確定申告書作成コーナー
の一番お得な利用法は自宅で還付申告書を印刷して郵送することに尽きると常々考えていますので、ここまで踏み込む気は毛頭ありません。

余談ながら、住基ネットカードの普及が進まないのはひとえに使い道が増えないからです。そして使い道が増えないのは、カードリーダーで電子情報を読み取らせるような使い方しか思いつかない人が多いからです。見せるだけで使える使い道を開拓しさえすれば、利用はぐっと増えるのです。
ちょっと古い話ですが、実例はこちら

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